英文名 | Teaching Method of Science Education Ⅲ | |
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科目概要 | 物理学科 3年 教職課程科目 必修 2単位 前期 15 コマ 講義 週1コマ 化学科 3年 教職課程科目 必修 2単位 前期 15 コマ 講義 週1コマ 生物科学科 3年 教職課程科目 必修 2単位 前期 15 コマ 講義 週1コマ | |
科目責任者 | 田中 保樹 | |
担当者 | 田中 保樹※ | |
備考 | 科目ナンバリング:SP601-TC34 科目ナンバリング:SC601-TC34 科目ナンバリング:SB601-TC34 |
科目 | 教職に関する科目(教科及び教科の指導法に関する科目) |
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各科目に含めることが必要な事項 |
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学習指導要領に示された理科の目標と内容、学び方、育成を目指す資質・能力を理解し、理科の内容について背景となる学問領域と関連させて理解を深めるとともに、様々な学習指導理論を踏まえて具体的な授業場面を想定した授業設計法を身に付ける。また、理科教育法Ⅰ、Ⅱを踏まえて、模擬授業において、観察、実験を中心とした科学的な探究を実践することで、理科の教員としての実践力を高める。
理科教育法Ⅲにおいては、理科教育法Ⅰ、Ⅱで学んだ理科教育の基本の上に、学習方法として、学習指導要領の理念を生かして、主に観察、実験とその実践のための具体的な知識・技術・方法等の実践的な指導力を身に付ける。
教育方法
模擬授業の実践を中心に、相互評価と討論形式で進める。観察、実験や野外実習について、中学校・高等学校における指導的な理科教員から学ぶ。
フィードバック方法
授業における形成的な評価を基に必要に応じて指導に生かし授業の目的を実現できるようにする。また、授業ごとの「学修の記録」の記述に対し、次の授業においてコメントしたり補ったりすることで、各自の学びの調整を促す。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | オリエンテーション | 理科教育法Ⅰ、Ⅱの総括から、理科教育法Ⅲに関する学習を展望して見通しをもつ。 | 田中 保樹 |
2 | 理科の目標及び内容(1)(教室・実験室) | 理科の実験の目的と安全指導について学ぶ。 | 田中 保樹 |
3 | 理科の目標及び内容(2)(フィールド等) | 理科の観察の目的と安全指導について学ぶ。 | 田中 保樹 |
4 | 野外実習(1) | 野外実習の事前指導の在り方を学ぶ。 | 田中 保樹 |
5 | 野外実習(2) | 野外実習の在り方を学ぶ。(外部機関と連携) | 田中 保樹 |
6 | 野外実習(3) | 野外実習の事後指導の在り方や、野外活動における学習評価の在り方を学ぶ。 | 田中 保樹 |
7 | 観察・実験、実習等(1) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた単元と授業を構想して学習指導案を作成する。 | 田中 保樹 |
8 | 観察・実験、実習等(2) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた模擬授業(中学校理科第1分野)を行い、相互評価を通して検討する。 | 田中 保樹 |
9 | 観察・実験、実習等(3) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた模擬授業(中学校理科第2分野)を行い、相互評価を通して検討する。 | 田中 保樹 |
10 | 観察・実験、実習等(4) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた模擬授業(高等学校物理)を行い、相互評価を通して検討する。 | 田中 保樹 |
11 | 観察・実験、実習等(5) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた模擬授業(高等学校化学)を行い、相互評価を通して検討する。 | 田中 保樹 |
12 | 観察・実験、実習等(6) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた模擬授業(高等学校生物)を行い、相互評価を通して検討する。 | 田中 保樹 |
13 | 観察・実験、実習等(7) | 観察、実験を中心とした科学的な探究が位置付いた模擬授業(高等学校地学)を行い、相互評価を通して検討する。 | 田中 保樹 |
14 | 学校における実践に学ぶ | 指導力に優れた教員等から教育観、指導観、評価観や授業の在り方などを学ぶ。 | 田中 保樹 |
15 | 観察・実験を含む授業の課題 | 理科教育法Ⅲを総括して、模擬授業等をふりかえり学んだことを踏まえ、これからの理科教育について考察してレポートとしてまとめる。 | 田中 保樹 |
1)学習指導要領における理科の目標及び主な内容並びに全体構造を理解している。
2)個別の学習内容について指導上の留意点を理解している。
3)理科と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
4)発展的な学習内容について探究し、学習指導への位置付けを考察することができる。
5)生徒の認識や思考、資質・能力などの実態を視野に入れた授業設計の重要性を理解している。
6)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案を作成することができる。
7)模擬授業の実施とその振り返りを通して、授業改善の視点を身に付けている。
8)当該教科における実践研究の動向を知り、授業設計の向上に取り組むことができる。
作成した学習指導案とそれに基づく模擬授業に関すること(40%)、課題に対するレポート(30%)、模擬授業や課題等に対して粘り強く取組を行う中で自らの学びを調整するなど主体的に取り組む態度(30%)について評価して評定する。
予習(60 分)
まとまりごとにおける課題に対して、授業で配付された資料と、さらに必要と考えられる資料等を基に、討論や発表における資料などを作成する。
日頃から新聞、雑誌、報道番組等における教育関係の記事や番組に関心をもち、教育に関する課題について自ら学ぶことで、疑問点や考え、意見等を記録しておき授業に生かす。
復習(120 分)
各授業の終わりの自己評価において、学んだことを明確にすることで、教職に関する知識や技能の習得を図る。
まとまりごとにおける課題に対して、授業で配付された資料と、さらに必要と考えられる資料等を基に、討論や発表における資料などやレポートを作成する。
中学校の教諭(理科)、教育委員会の指導主事、文部科学省の教科調査官、国立教育政策研究所の学力調査官・教育課程調査官の経験をもつ教員が、最新の教育に関する情報を基にした理科教育について指導を行う。
理科に関する科目、教職課程における科目
教員である自分をイメージして、教職を目指す者としてふさわしい態度で授業に臨む。時間を守り、遅刻等に気を付ける。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 小学校学習指導要領(平成29年告示) 解説 理科編 | 文部科学省 | 東京書籍 文部科学省WEB サイトに公開 |
教科書 | 中学校学習指導要領(平成29年告示) 解説 理科編 | 文部科学省 | 学校図書 文部科学省WEB サイトに公開 |
教科書 | 高等学校学習指導要領(平成30年告示) 解説 理科編・理数編 | 文部科学省 | 実教出版株式会社 文部科学省WEB サイトに公開 |
参考書 | 高等学校学習指導要領(平成30年告示) 解説 理数編 | 文部科学省 | 東京書籍 文部科学省WEB サイトに公開 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 小学校理科 | 国立教育政策研究所 | 東洋館出版社 国立教育政策研究所WEBサイトに公開 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 中学校理科 | 国立教育政策研究所 | 東洋館出版社 国立教育政策研究所WEBサイトに公開 |
参考書 | 「指導と評価の一体化」のための学習評価に関する参考資料 高等学校理科 | 国立教育政策研究所 | 東洋館出版社 国立教育政策研究所WEBサイトに公開 |
参考書 | 中学校の理科の教科書 | 各出版社 | |
参考書 | 高等学校の物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎の教科書 | 各出版社 | |
参考書 | 高等学校の物理、化学、生物、地学の教科書 | 各出版社 |