英文名 | Chemistry Ⅱ | |
---|---|---|
科目概要 | 生物科学科 1年 2群科目 必修 2単位 後期 15 コマ 講義 週1コマ | |
科目責任者 | 梶山 和政 | |
担当者 | 梶山 和政 | |
備考 | 科目ナンバリング:SB201-Ch12 |
科目 | 教科に関する専門的事項(中・高 理科) |
---|---|
施行規則に定める科目区分 |
|
化学の基礎的な知識を習得し、生命現象を分子レベルで理解するための礎をつくる。
気体状態、溶液状態、化学平衡に関する基礎的事項について講義する。
教科書、配付プリントをもとに、板書を中心に講義を進める。適宜、演習問題の解説を行い、実力を養成するための小テストを毎回行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
---|---|---|---|
1 | 気体状態(1) | ボイル・シャルルの法則、気体の標準状態に関する問題演習を行う。 | 梶山 和政 |
2 | 気体状態(2)、蒸気圧(1) | ドルトンの分圧の法則、気体反応の法則、理想気体の法則に関する問題演習を行う。蒸気圧と沸騰について解説する。 | 梶山 和政 |
3 | 蒸気圧(2) | ラウールの法則、混合液体の蒸気圧について解説し、問題演習を行う。 | 梶山 和政 |
4 | 溶液(1) | 溶解度、濃度(重量百分率、モル濃度、重量モル濃度)を理解する。 | 梶山 和政 |
5 | 溶液(2) | 溶液の束一的性質について解説し、溶液に関する問題演習を行う。 | 梶山 和政 |
6 | 反応熱(1) | 発熱反応、吸熱反応、生成熱について解説する。 | 梶山 和政 |
7 | 反応熱(2)、化学反応速度論(1) | 生成熱から反応熱を求めることについて問題演習を行う。 遷移状態、反応速度、速度定数について解説する。 | 梶山 和政 |
8 | 化学反応速度論(2)、化学平衡(1) | 活性化自由エネルギー、触媒について解説する。可逆反応、平衡について解説する。 | 梶山 和政 |
9 | 化学平衡(2) | 化学ポテンシャル、反応ギブズエネルギーについて概説する。 | 梶山 和政 |
10 | 有効数字 | 四則計算、常用対数計算の有効数字に関する問題演習を行う。※ オンデマンド(Google Classroom)で実施 | 梶山 和政 |
11 | 化学平衡(3) | ル・シャトリエの原理について解説し、化学平衡に関する問題演習を行う。 | 梶山 和政 |
12 | 酸塩基平衡(1) | ブレンステッド- ローリーの定義、pH、酸と塩基の強さについて解説し、解離定数を理解する。 | 梶山 和政 |
13 | 酸塩基平衡(2) | 酸塩基平衡に関する問題演習を行う。 | 梶山 和政 |
14 | 酸塩基平衡(3)、酸化還元平衡(1) | 緩衝液について解説し、問題演習を行う。酸化、還元、標準電位について解説する。 | 梶山 和政 |
15 | 酸化還元平衡(2) | ネルンストの式について解説し、標準電位と平衡定数、および、pH と電位の関係を理解する。 | 梶山 和政 |
気体状態、溶液状態、化学平衡に関する基礎知識をもとに、化学変化に伴うエネルギー変化について理解し、酸塩基平衡、酸化還元平衡を説明できるようになる。
小テスト(20%)と定期試験(80%)により総合的に評価する。なお、欠席、遅刻、早退は減点する。
【授業時間外に必要な学習時間:1 コマあたり、予習1 時間、復習3 時間】
教科書を読んで予習しておくこと。講義時間内に、前回の講義内容に関する小テストを行うので、復習しておくこと。
該当教員無し
基礎化学実験、化学熱力学
小テストの解答を Google Classroom に掲載する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 化学(基本の考え方を中心に) | 石倉洋子、石倉久之 訳 | 東京化学同人 |
参考書 | (なし) |