Web Syllabus(講義概要)
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分子発生学実験Ⅰ
英文名Experiments in Developmental Biology Ⅰ (Laboratory)
科目概要生物科学科 2年 3群科目 必修 1単位 前期 30 コマ 実習
科目責任者木村 透
担当者木村 透関田 洋一渡邉 大介井上 新哉
備考科目ナンバリング:SB303-BD23

教員免許取得のための必修科目

科目教科に関する専門的事項(中・高 理科)
施行規則に定める科目区分
  • 生物学実験(「コンピュータ活用を含む。」)

授業の目的

マウスの成体と発生過程の胚の観察、胚性幹細胞(ES 細胞)の細胞培養を通じて、発生生物学の基礎的な研究手技を修得し、発生現象を理解する能力を身につける。

DPとの関連

SG2SB2

教育内容

成体マウス、および、マウスの胚発生過程、胚性幹細胞(ES 細胞)の分化過程を観察しながら、発生学の基本的な考え方と実験手法を教示する。

教育方法

実習書・パワーポイント・配布資料を用いて、目的・背景・方法を説明し、実際の手技を見学させる。その後、各個人(成体マウス、マウス胚)、または、数名のグループ(染色体標本、ES 細胞の培養)で実習を行う。

授業内容

項目内容担当者
1 回~ 1 回動物実験の考え方、薬品の取り扱い、顕微鏡の使い方動物実験や組換え実験、薬品の取り扱いについての考え方と法律を学習する。顕微鏡の使い方を学習する。木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
2 回~ 2 回成体マウスの解剖と観察成体マウスの各臓器や組織を観察し、その構成と構造を学習する。また、幹細胞システムの発生を学習する。木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
3 回~ 3 回マウス胚の解剖と観察発生段階の異なるマウス胎仔を解剖し、比較観察を行うことで、発生過程のダイナミックな形態形成を学習する。木村 透
関田 洋一
井上 新哉
渡邉 大介
4 回~ 6 回組織切片の作製と観察成体マウスの各臓器や組織の切片を観察し、その構成と微細構造を学習する。また、幹細胞システムの発生を学習する。木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
7 回~ 8 回染色体標本の観察染色体標本を作製する。染色体の構造を理解し、統計処理の手法を学習する。木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
9 回~ 10 回マウス胚性幹細胞(ES 細胞)の培養と分化誘導培養細胞を扱うための、無菌操作を習得する。マウスのES 細胞を用いて、生体を用いない発生生物学の研究手法、細胞培養について学習する。木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
1 回~ 1 回
項目
動物実験の考え方、薬品の取り扱い、顕微鏡の使い方
内容
動物実験や組換え実験、薬品の取り扱いについての考え方と法律を学習する。顕微鏡の使い方を学習する。
担当者
木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
2 回~ 2 回
項目
成体マウスの解剖と観察
内容
成体マウスの各臓器や組織を観察し、その構成と構造を学習する。また、幹細胞システムの発生を学習する。
担当者
木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
3 回~ 3 回
項目
マウス胚の解剖と観察
内容
発生段階の異なるマウス胎仔を解剖し、比較観察を行うことで、発生過程のダイナミックな形態形成を学習する。
担当者
木村 透
関田 洋一
井上 新哉
渡邉 大介
4 回~ 6 回
項目
組織切片の作製と観察
内容
成体マウスの各臓器や組織の切片を観察し、その構成と微細構造を学習する。また、幹細胞システムの発生を学習する。
担当者
木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
7 回~ 8 回
項目
染色体標本の観察
内容
染色体標本を作製する。染色体の構造を理解し、統計処理の手法を学習する。
担当者
木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
9 回~ 10 回
項目
マウス胚性幹細胞(ES 細胞)の培養と分化誘導
内容
培養細胞を扱うための、無菌操作を習得する。マウスのES 細胞を用いて、生体を用いない発生生物学の研究手法、細胞培養について学習する。
担当者
木村 透
関田 洋一
渡邉 大介
井上 新哉
項目
内容
担当者

到達目標

成体の臓器や組織の構成と構造、どのような発生過程を経て成体の臓器や組織が形作られていくのかを、説明できるようになる。以上の2点について、幹細胞システムの観点から説明できるようになる。発生生物学の基礎的な研究手技を、自分で実施できるようになる。

評価基準

各実習項目のレポートから評価する(100%)。実習への積極的な取り組みは加点対象とする。欠席は減点する。

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:―】
予習:あらかじめ配布した実習書を読んでおくこと。復習:分子発生学Ⅰと連動した実習なので、分子発生学Ⅰの配布資料、教科書、実習書を相互に参照しながら、実習書に記載した課題について調べて、レポートを仕上げる。

実務経験のある教員情報

該当教員なし

関連科目

(なし)

その他

レポート課題について、教員が採点しコメントを付けて返却する。実験操作やレポート課題についての学生からの質問には、教員・TA が適宜対応する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書ギルバート発生生物学 第10 版Scott Gilbert
(監訳 阿形清和、高橋淑子)
メディカル・サイエンス・インターナショナル
参考書ウォルパート発生生物学 第4 版Wolpert & Tickle
(監訳 武田洋幸、田村宏治)
メディカル・サイエンス・インターナショナル
教科書
署名
ギルバート発生生物学 第10 版
著者・編者
Scott Gilbert
(監訳 阿形清和、高橋淑子)
発行所
メディカル・サイエンス・インターナショナル
参考書
署名
ウォルパート発生生物学 第4 版
著者・編者
Wolpert & Tickle
(監訳 武田洋幸、田村宏治)
発行所
メディカル・サイエンス・インターナショナル