Web Syllabus(講義概要)
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遺伝学
英文名General Genetics
科目概要生物科学科 2年 3群科目 A選択 2単位 後期 15 コマ 講義 週1コマ
科目責任者颯田 葉子
担当者颯田 葉子
備考科目ナンバリング:SB301-Bi24

授業の目的

遺伝学の基本的概念と他の分野とのつながり、特に進化学、人類遺伝学、ゲノム科学との関連を理解し、遺伝学に基づく生命科学を理解する学力の習得を目指す。また、現在の遺伝学で何が問題となっているのか、それをどのように解決していこうとしているのか、遺伝学の最近の動向を理解する。

DPとの関連

SG2SB1

教育内容

遺伝学の基本概念及び進化学、人類遺伝学、ゲノム科学等との関連を遺伝学の視点から理解する。

教育方法

パワーポイントおよび板書と配布資料を活用しながら講義形式ですすめる。講義終了後、毎回感想や質問を回収し、フィードバックを翌週の冒頭で行う。

授業内容

項目内容担当者
1遺伝とは何か(1) 遺伝学の歴史 (2) 遺伝と遺伝子 (3) メンデルの法則颯田 葉子
2細胞について(1) 原核生物と真核生物 (2) 体細胞と生殖細胞颯田 葉子
3生殖について(1) 無性生殖と有性生殖 (2) 有性生殖と遺伝的組み換え颯田 葉子
4染色体について(1) 染色体とDNA (2) 染色体変異 (3) 性染色体の進化 (4) エピジェネティックス颯田 葉子
5核酸について(1) 核酸の構造 (2) 核酸の複製 (3) 突然変異率の推定颯田 葉子
6遺伝情報について(1) 遺伝情報の発現と調節 (2)RNA と蛋白質合成颯田 葉子
7細胞質遺伝について(1) ミトコンドリアDNA (2) 可動遺伝子(トランスポゾン)颯田 葉子
8遺伝子理解の新展開(1) 遺伝子クローニング (2) ゲノム編集 (3) 機能的RNA颯田 葉子
9変異と多様性について(1) 分子進化の中立説 (2) 突然変異と多型現象 (3) 突然変異による表現型の変化 (4) 遺伝子プールの動態(遺伝的浮動)(5) 自然選択 (6) 量的遺伝颯田 葉子
10同上(つづき)同上(つづき)颯田 葉子
11発生遺伝学(1) 線虫 (2) ショウジョウバエ (3) シロイヌナズナ颯田 葉子
12ヒトの進化遺伝学(1) ヒト進化学の基礎 (2) ヒトの辿った進化の道筋の復元:古DNA颯田 葉子
13免疫遺伝学(1) 自然免疫と獲得性免疫 (2) 遺伝子の多様性創出メカニズム颯田 葉子
14進化医学について進化医学颯田 葉子
15まとめ全体の確認と復習颯田 葉子
No. 1
項目
遺伝とは何か
内容
(1) 遺伝学の歴史 (2) 遺伝と遺伝子 (3) メンデルの法則
担当者
颯田 葉子
No. 2
項目
細胞について
内容
(1) 原核生物と真核生物 (2) 体細胞と生殖細胞
担当者
颯田 葉子
No. 3
項目
生殖について
内容
(1) 無性生殖と有性生殖 (2) 有性生殖と遺伝的組み換え
担当者
颯田 葉子
No. 4
項目
染色体について
内容
(1) 染色体とDNA (2) 染色体変異 (3) 性染色体の進化 (4) エピジェネティックス
担当者
颯田 葉子
No. 5
項目
核酸について
内容
(1) 核酸の構造 (2) 核酸の複製 (3) 突然変異率の推定
担当者
颯田 葉子
No. 6
項目
遺伝情報について
内容
(1) 遺伝情報の発現と調節 (2)RNA と蛋白質合成
担当者
颯田 葉子
No. 7
項目
細胞質遺伝について
内容
(1) ミトコンドリアDNA (2) 可動遺伝子(トランスポゾン)
担当者
颯田 葉子
No. 8
項目
遺伝子理解の新展開
内容
(1) 遺伝子クローニング (2) ゲノム編集 (3) 機能的RNA
担当者
颯田 葉子
No. 9
項目
変異と多様性について
内容
(1) 分子進化の中立説 (2) 突然変異と多型現象 (3) 突然変異による表現型の変化 (4) 遺伝子プールの動態(遺伝的浮動)(5) 自然選択 (6) 量的遺伝
担当者
颯田 葉子
No. 10
項目
同上(つづき)
内容
同上(つづき)
担当者
颯田 葉子
No. 11
項目
発生遺伝学
内容
(1) 線虫 (2) ショウジョウバエ (3) シロイヌナズナ
担当者
颯田 葉子
No. 12
項目
ヒトの進化遺伝学
内容
(1) ヒト進化学の基礎 (2) ヒトの辿った進化の道筋の復元:古DNA
担当者
颯田 葉子
No. 13
項目
免疫遺伝学
内容
(1) 自然免疫と獲得性免疫 (2) 遺伝子の多様性創出メカニズム
担当者
颯田 葉子
No. 14
項目
進化医学について
内容
進化医学
担当者
颯田 葉子
No. 15
項目
まとめ
内容
全体の確認と復習
担当者
颯田 葉子

到達目標

現代遺伝学の基本的概念を理解し、遺伝学に基づく生命科学を理解することができるようになる。

評価基準

レポート(5 回)50 点、および期末レポート50 点、以上総点100 点とする。欠席は1 回につき5 点減点。

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:全体で、60 時間】
(予習)次回の講義資料を配布するので、予め、読んでおくこと。(復習)講義の内容の理解を深めるためのレポートを課す。

実務経験のある教員情報

(なし)

関連科目

分子生物学・細胞生物学・ゲノム機能学

その他

レポート課題の解説は、レポート締め切り翌週の講義で行う。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書毎回、資料を配布する
参考書ハートル「エッセンシャル遺伝学」布山・石和監訳培風館
参考書遺伝学―遺伝子から見た生物―鷲谷いづみ監修/桂勲編培風館
参考書THE CELL 細胞の分子生物学第6 版Bruce Alberts ほか(著)
中村桂子、松原謙一ほか(訳)
教育社
教科書
署名
毎回、資料を配布する
著者・編者
発行所
参考書
署名
ハートル「エッセンシャル遺伝学」
著者・編者
布山・石和監訳
発行所
培風館
参考書
署名
遺伝学―遺伝子から見た生物―
著者・編者
鷲谷いづみ監修/桂勲編
発行所
培風館
参考書
署名
THE CELL 細胞の分子生物学第6 版
著者・編者
Bruce Alberts ほか(著)
中村桂子、松原謙一ほか(訳)
発行所
教育社