Web Syllabus(講義概要)
トップへ戻る 前のページへ戻る
有機化学Ⅱ
英文名Organic ChemistryⅡ
科目概要生物科学科 2年 3群科目 B選択 2単位 後期 15 コマ 講義 週1コマ
科目責任者土屋 敬広
担当者土屋 敬広
備考科目ナンバリング:SB301-Ch25

授業の目的

前期の有機化学Iに引き続き、多官能性有機分子について学習した上で、生命現象に直接関係する分子を取り扱うことにより、生命現象を分子の科学としてとらえる素養を身につける。

DPとの関連

SG2SB2

教育内容

シクロアルカン、アルケン、アルキン、芳香族および含ハロゲン化合物の命名法、構造、性質、合成、反応について、立体化学も含めて解説した後、有機合成化学の基礎を解説し、生体関連物質の構造、生体内での役割(反応、機能)について理解出来るようにする。

教育方法

板書を中心とし、プリントも併用する。

授業内容

項目内容担当者
1シクロアルカン1シクロアルカンの立体構造土屋 敬広
2シクロアルカン2置換シクロアルカンの立体異性体土屋 敬広
3アルケンアルケンの生成土屋 敬広
4アルケンアルケンの反応土屋 敬広
5アルキンアルキンの生成と反応土屋 敬広
6芳香族化合物1芳香族性と求電子芳香族置換反応土屋 敬広
7芳香族化合物2ベンゼン環への置換基効果土屋 敬広
8芳香族化合物3多置換ベンゼンの合成土屋 敬広
9前半のまとめ講義1-8 回のまとめ土屋 敬広
10鏡像異性体1光学活性体とその表記法土屋 敬広
11鏡像異性体2光学分割と不斉合成土屋 敬広
12ハロゲン化合物1ハロゲン化合物の合成土屋 敬広
13ハロゲン化合物2ハロゲン化合物の反応:置換反応土屋 敬広
14ハロゲン化合物3ハロゲン化合物の反応:脱離反応土屋 敬広
15まとめ全体の確認と復習土屋 敬広
No. 1
項目
シクロアルカン1
内容
シクロアルカンの立体構造
担当者
土屋 敬広
No. 2
項目
シクロアルカン2
内容
置換シクロアルカンの立体異性体
担当者
土屋 敬広
No. 3
項目
アルケン
内容
アルケンの生成
担当者
土屋 敬広
No. 4
項目
アルケン
内容
アルケンの反応
担当者
土屋 敬広
No. 5
項目
アルキン
内容
アルキンの生成と反応
担当者
土屋 敬広
No. 6
項目
芳香族化合物1
内容
芳香族性と求電子芳香族置換反応
担当者
土屋 敬広
No. 7
項目
芳香族化合物2
内容
ベンゼン環への置換基効果
担当者
土屋 敬広
No. 8
項目
芳香族化合物3
内容
多置換ベンゼンの合成
担当者
土屋 敬広
No. 9
項目
前半のまとめ
内容
講義1-8 回のまとめ
担当者
土屋 敬広
No. 10
項目
鏡像異性体1
内容
光学活性体とその表記法
担当者
土屋 敬広
No. 11
項目
鏡像異性体2
内容
光学分割と不斉合成
担当者
土屋 敬広
No. 12
項目
ハロゲン化合物1
内容
ハロゲン化合物の合成
担当者
土屋 敬広
No. 13
項目
ハロゲン化合物2
内容
ハロゲン化合物の反応:置換反応
担当者
土屋 敬広
No. 14
項目
ハロゲン化合物3
内容
ハロゲン化合物の反応:脱離反応
担当者
土屋 敬広
No. 15
項目
まとめ
内容
全体の確認と復習
担当者
土屋 敬広

到達目標

さまざまな多官能性分子の立体構造、反応性の基本を理解することにより、複雑な生体関連物質の一般的性質が予測でき、生命現象を分子論的に考察する素養を身につける。

評価基準

評価は課題に対する積極的な受講態度(10%)、中間試験(25%)及び期末試験(65%) により総合的に評価する。出席状況に応じて減点する場合がある。

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:60 時間】
配布プリントに沿って授業を行うので、事前に該当する項目を読むなどして予習すること。また、授業後は各自内容の整理や定着のため、演習問題を解くことを勧める。

実務経験のある教員情報

(なし)

関連科目

有機化学Ⅰ(2SB 前期)

その他

授業で課した課題について、回収後、特徴的な見解や誤解についてコメントする。有機化学Ⅰ(2SB 前期・土屋) を選択・履修していることが望ましい。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書プリントを配布する
参考書フレッシュマン有機化学小林啓二裳華房
教科書
署名
プリントを配布する
著者・編者
発行所
参考書
署名
フレッシュマン有機化学
著者・編者
小林啓二
発行所
裳華房