Web Syllabus(講義概要)
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力学Ⅰ
英文名Mechanics Ⅰ
科目概要物理学科 1年 3群科目 必修 2単位 前期 15 コマ 講義 週1コマ
科目責任者三森 康義
担当者三森 康義※
備考科目ナンバリング:SP301-PF13

教員免許取得のための必修科目

科目教科に関する専門的事項(中・高 理科)
施行規則に定める科目区分
  • 物理学

授業の目的

多様な自然現象の仕組みを体系的・物理的に理解するために、力学を習得する。

DPとの関連

SG1SP1

教育内容

ベクトルと微積分を用いて基本法則から体系的に質点及び質点系の力学を講義する。

教育方法

板書とスライドを用いて講義を行う。適宜、講義時間内に演習問題を行う。

授業内容

項目内容担当者
1運動空間と時間、速度、速度の積分三森 康義
2初等力学における微分方程式の解法オイラーの公式、1階微分法式の解法、2階微分方程式の解法三森 康義
3運動の法則慣性(運動の第1法則)、運動法則(運動の第2法則)、作用反作用の法則(運動の第3法則)三森 康義
4運動とエネルギー(1)直線上の運動、斜面に沿う運動、単振動、1次元の運動とエネルギー三森 康義
5運動とエネルギー(2)2次元の運動、円運動、仕事と運動エネルギー、力のポテシャルとエネルギー保存三森 康義
6惑星の運動と中心力(1)ケプラーの法則、円・楕円・放物線・双曲線、中心力と極座標、ケプラーの法則と太陽の引力・惑星の運動三森 康義
7惑星の運動と中心力(2)球形の物体におけるポテシャル三森 康義
8角運動量ベクトルの外積、角運動量と力のモーメント、角運動量ベクトル三森 康義
92体問題換算質量、相対座標と相対運動、重心と重心運動三森 康義
10質点系の力学質点系の運動量と運動エネルギー、質点系の角運動量三森 康義
11剛体剛体の慣性モーメント、剛体の運動方程式、固定軸をもつ剛体の運動三森 康義
12剛体の運動の例実体振り子、剛体の平面運動、打撃の中心、コマの歳差運動三森 康義
13相対運動(1)座標変換、回転しない座標系、重心系と実験室系三森 康義
14相対運動(2)回転座標、角速度ベクトル、コリオリの力、運動座標系に対する運動方程式三森 康義
15まとめ全体の確認と復習三森 康義
No. 1
項目
運動
内容
空間と時間、速度、速度の積分
担当者
三森 康義
No. 2
項目
初等力学における微分方程式の解法
内容
オイラーの公式、1階微分法式の解法、2階微分方程式の解法
担当者
三森 康義
No. 3
項目
運動の法則
内容
慣性(運動の第1法則)、運動法則(運動の第2法則)、作用反作用の法則(運動の第3法則)
担当者
三森 康義
No. 4
項目
運動とエネルギー(1)
内容
直線上の運動、斜面に沿う運動、単振動、1次元の運動とエネルギー
担当者
三森 康義
No. 5
項目
運動とエネルギー(2)
内容
2次元の運動、円運動、仕事と運動エネルギー、力のポテシャルとエネルギー保存
担当者
三森 康義
No. 6
項目
惑星の運動と中心力(1)
内容
ケプラーの法則、円・楕円・放物線・双曲線、中心力と極座標、ケプラーの法則と太陽の引力・惑星の運動
担当者
三森 康義
No. 7
項目
惑星の運動と中心力(2)
内容
球形の物体におけるポテシャル
担当者
三森 康義
No. 8
項目
角運動量
内容
ベクトルの外積、角運動量と力のモーメント、角運動量ベクトル
担当者
三森 康義
No. 9
項目
2体問題
内容
換算質量、相対座標と相対運動、重心と重心運動
担当者
三森 康義
No. 10
項目
質点系の力学
内容
質点系の運動量と運動エネルギー、質点系の角運動量
担当者
三森 康義
No. 11
項目
剛体
内容
剛体の慣性モーメント、剛体の運動方程式、固定軸をもつ剛体の運動
担当者
三森 康義
No. 12
項目
剛体の運動の例
内容
実体振り子、剛体の平面運動、打撃の中心、コマの歳差運動
担当者
三森 康義
No. 13
項目
相対運動(1)
内容
座標変換、回転しない座標系、重心系と実験室系
担当者
三森 康義
No. 14
項目
相対運動(2)
内容
回転座標、角速度ベクトル、コリオリの力、運動座標系に対する運動方程式
担当者
三森 康義
No. 15
項目
まとめ
内容
全体の確認と復習
担当者
三森 康義

到達目標

力学の概念を理解し、個々の事例に応用できるようになる。

評価基準

定期テスト(80%)、レポート(20%)を総合的に評価する。なお、欠席は減点する。

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:1コマあたり4時間】
予習:前もって授業範囲に目を通し、理解が困難な概念や計算を把握しておく。
復習:講義内容をもとにレポート課題を行い、講義内容の演習問題を解く。

実務経験のある教員情報

三森康義:企業の研究・開発における力学の必要性・重要性について解説する。

関連科目

力学Ⅱ、微分積分Ⅱ、解析力学

その他

次回の講義時に演習課題・レポート課題の解説を行い講評をフィードバックする。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書物理入門コース 力学戸田盛和岩波書店
参考書物理入門コース/ 演習 力学戸田盛和・渡辺慎介岩波書店
参考書考える力学兵頭 俊夫学術図書出版社
教科書
署名
物理入門コース 力学
著者・編者
戸田盛和
発行所
岩波書店
参考書
署名
物理入門コース/ 演習 力学
著者・編者
戸田盛和・渡辺慎介
発行所
岩波書店
参考書
署名
考える力学
著者・編者
兵頭 俊夫
発行所
学術図書出版社