英文名 | Excercises in MechanicsⅡ | |
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科目概要 | 物理学科 1年 3群科目 必修 1単位 後期 8 コマ 演習 週1コマ | |
科目責任者 | 佐々木 伸 | |
担当者 | 佐々木 伸 | |
備考 | 科目ナンバリング:SP302-PF19 |
力学Ⅱの講義と連動し、自らの手で具体的な問題を解くことにより、力学の基本概念の理解を深めるとともに問題解決能力を習得する。
主に力学Ⅰの後半、力学Ⅱの前半の講義内容に対応する、教科書レベルの演習問題をベクトルと微積分により解いていく。
講義内容に対応する要項を整理し、毎回提示される課題を提出する。授業後、google classroomにて模範解答を公開する。次回授業時に採点された解答を返却する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 力学Ⅰの復習:運動方程式の解法 | 加速度運動、微分方程式の立て方と解き方を演習問題を解いて理解する。 | 佐々木 伸 |
2 | 力学Ⅰの復習:極座標と万有引力 | 極座標での運動方程式、中心力、万有引力の演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
3 | 力学Ⅰの復習:2 体問題 | 惑星の運動、衝突現象、運動量保存について演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
4 | 力学Ⅰの復習:質点系と剛体 | 質点系の運動、剛体のつり合い、慣性モーメントについて演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
5 | 円運動と単振動 | 単振動の方程式、振動の重ね合わせについて演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
6 | 振り子と2 次元での振動 | 振り子の振動と2 次元面内での振動について演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
7 | 減衰振動と強制振動 | 減衰振動・過減衰・臨界減衰・強制振動について演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
8 | 連成振動 | 2 粒子系の振動、連成振動、振動のモードについて演習問題を解く。 | 佐々木 伸 |
基礎的な力学の問題をベクトルと微積分により解くことができる。
講義中の演習問題(100%) により総合的に評価する。なお、欠席は減点する。
【授業時間外に必要な学習時間:1コマあたり1 時間】
予習:対応する「力学Ⅰ・Ⅱ」の授業範囲を前もって教科書に目を通し、理解が困難な概念や計算を把握しておく。
復習:講義中に解けなかった問題については、参考書などを参考にしてもよいので、必ず独力で解く。計算式については、講義中にすべての計算過程を明示することはしないため、手を動かして確認することが必要である。
単に提示された課題についてのみ解ければよいのではない。
該当教員なし
「力学Ⅱ」は関連科目である。「力学Ⅰ」「力学演習Ⅰ」の内容を深く理解していることが望ましい。
演習問題および解答例を配布する。課題に対する質問は講義中・講義後随時受け付ける。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | 力学 | 戸田 盛和 | 岩波書店 |
参考書 | 振動と波 | 長岡 洋介 | 裳華房 |