英文名 | Experiments in Immunology Ⅱ (Laboratory) | |
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科目概要 | 生物科学科 3年 3群科目 必修 1単位 後期 30 コマ 実習 | |
科目責任者 | 江島 耕二 | |
担当者 | 江島 耕二、 滝本 博明、 長島 隆一、 岡部 由香 | |
備考 | 科目ナンバリング:SB303-BI33 |
科目 | 教科に関する専門的事項(中・高 理科) |
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施行規則に定める科目区分 |
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生体防御学および免疫学Ⅰ・Ⅱで学んだ免疫反応・免疫現象の一部を、基本的な実験を通じて理解する。
生体防御学・免疫学の基本的な知識を実習を通して理解するために、抗原抗体反応の観察、フローサイトメトリーによるリンパ球サブセットの解析、B リンパ球およびT リンパ球の機能解析、サイトカインの定量などを行う。
実習書に基づいて教員が実験内容、操作を説明後、グループに分かれて実験を行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1回~3回 | リンパ球サブセットと抗原に対する応答 | ①マウスリンパ組織からリンパ球を回収し,フローサイトメトリーを用いてそのサブセットを観察する。②ヒツジ赤血球を免疫することによりマウスの脾臓内に誘導された特異抗体産生細胞を,Cunningham 法を用いて検出する。 | 江島 耕二 滝本 博明 長島 隆一 岡部 由香 |
4回~8回 | リンパ球の抗原認識と反応性 | ①T細胞を抗原提示細胞を用いて抗原刺激し,T 細胞と抗原提示細胞の接着動態を観察する。② 抗原認識依存的ににT細胞株から産生される IL-2 をELISA 法により定量解析する。③ B 細胞株を用いてケモカインに対する遊走反応を観察する。 | 江島 耕二 滝本 博明 長島 隆一 岡部 由香 |
9回~10回 | マクロファージの活性化と機能 | ① マウス腹腔内に誘導された,活性化・炎症性マクロファージを回収し,貪食作用を観察する。② 活性化マクロファージによる一酸化窒素の産生能を Griess 法を用いて定量する。 | 江島 耕二 滝本 博明 長島 隆一 岡部 由香 |
ヒトやマウスに備わる生体防御システムを理解するために必要な基本知識を実習を通して定着させ、実験結果を正しく評価して論理的に解析する能力を習得する。
実習書内の設問および実験結果についてのレポートで判定する。
【授業時間外に必要な学習時間:1回あたり約1時間】
予習:生体防御学、免疫学Ⅰ・Ⅱで学んだことを復習し、あらかじめ実習書を精読しておく
復習:実習書内の課題に答え、実験結果について考察する。
該当教員なし
なし
授業ごとに重要ポイントとして示した問いに対する学生の解答に対し、授業内外でコメントする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストを配布 | ||
参考書 | (なし) |