英文名 | Experiments in Cell Biology (Laboratory) | |
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科目概要 | 生物科学科 3年 3群科目 必修 1単位 後期 30 コマ 実習 | |
科目責任者 | 松田 知己 | |
担当者 | 松田 知己、 堤 弘次、 福島 俊一 | |
備考 | 科目ナンバリング:SB303-BC33 |
科目 | 教科に関する専門的事項(中・高 理科) |
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施行規則に定める科目区分 |
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細胞生物学の講義で学んだ知識を用いて実験の原理を理解し、 基本的な細胞生物学的手法を確実に実施できるよう習得する。生物科学の基礎となる細胞生物学の知識と研究技法を学ぶ。
生体機能分子の細胞内局在部位と生理機能を解析し、細胞生物学の基礎を学ぶ。3つの実験項目をグループごとに実施するため、実施順序はグループにより異なる。【キーワード:培養細胞、遺伝子導入、蛍光顕微鏡観察、画像解析、ウエスタンブロット、細胞骨格】
実験開始前に原理、操作、注意点などを講義する。その後、少人数の班構成でテキストに従い実験を遂行し、得られた結果を整理、解析する。テキストと資料を予め配布する。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | ガイダンス 間接蛍光抗体法 (1) | 培養細胞への遺伝子導入と遺伝子産物の発現 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
2 | 間接蛍光抗体法 (2) | 細胞のアクチン繊維染色と免疫抗体染色 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
3 | 間接蛍光抗体法(3) | 蛍光顕微鏡観察 画像解析ソフトを用いた画像処理と定量解析 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
4 | 細胞への遺伝子導入(1) | 培養細胞への遺伝子導入と遺伝子産物の発現 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
5 | 細胞への遺伝子導入(2) | SDS-PAGE とウエスタンブロッティング(1) | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
6 | 細胞への遺伝子導入(3) | ウエスタンブロッティング(2) 発現タンパク質の検出と画像解析ソフトを用いた定量解析 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
7 | 機能タンパク質の解析 (1) | 動物組織抽出液の調製 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
8 | 機能タンパク質の解析 (2) | 細胞骨格タンパク質複合体のアフィニティクロマトグラフィ精製 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
9 | 機能タンパク質の解析 (3) | 細胞骨格タンパク質アクチンの重合と調節の解析 | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
10 | まとめ;確認テスト | 実習内容のまとめと復習テスト | 松田 知己 堤 弘次 福島 俊一 |
細胞生物学的研究方法に対する興味と理解を深める。
評価は実習状況(20%)、レポート(80%)の総合評価とする。
【授業時間外に必要な学習時間:60 分程度】
予め配布したテキストにより、実験原理の理解、方法のフローチャート作成などの予習をして実験に臨む。実験終了後は、試験により実験の原理や方法の理解を確認する。また、レポートを作成することにより、結果のまとめ方を学び実験内容を復習する。
(なし)
細胞生物学I 細胞生物学II
実験結果は、教員と共に評価、考察する。必要に応じて結果について解説も行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (なし) | ||
参考書 | (なし) |