Web Syllabus(講義概要)
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基礎数学Ⅱ
英文名Mathematics Ⅱ
科目概要化学科 1年 2群科目 必修 2単位 後期 15 コマ 講義 週1コマ
科目責任者今野 智之
担当者今野 智之
備考科目ナンバリング:SC201-Ma12

授業の目的

化学をはじめとする理科系の学問に必須な線形代数の基礎を理解する。

DPとの関連

SG1

教育内容

線形代数の基礎を学習する。前半はベクトルや行列について理解し、行列を使った連立方程式の解法を学ぶ。後半は行列を用いて、線形空間を理解し、行列の対角化を習得する。

教育方法

教科書の内容に順じて進める。講義では各項目の定義や公式、演習問題の解法を解説する。教科書は具体的な演習の解説が主であり、授業内容の予習・復習に役立てる。各回15 分程度の小テストを行い、その解説と合わせて各講義毎に30 分程度を演習の時間に設ける。また、授業期間中に2 回確認テストを実施し理解度の確認を行う。

授業内容

項目内容担当者
1ベクトル授業の全体像を解説し、ベクトルについて学習する今野 智之
2行列行列の定義を理解し、行列の演算を習得する。今野 智之
3行列式の定義行列式の定義と計算方法を習得する。今野 智之
4行列式の計算4 次以上の行列式や文字の入った行列式の計算方法を習得する。今野 智之
5クラメールの公式クラメールの公式を用いて連立方程式を解く方法を習得する。今野 智之
6掃き出し法掃き出し法を用いて連立方程式を解く方法を習得する。今野 智之
7逆行列逆行列を求める方法を習得する。今野 智之
8確認テスト①前半の内容を確認する小テストとその解説を実施する。今野 智之
9線形空間線形空間について学び、線形独立・線形従属、さらには基底と次元について理解する。今野 智之
10線形写像線形空間の写像と表現行列を学ぶ。今野 智之
11内積空間ベクトルの内積を定義し、内積空間や直交行列、直交変換について理解する。今野 智之
12固有値と固有ベクトル行列の固有値問題を学び、固有値・固有ベクトルの計算方法を習得する。今野 智之
13行列の対角化行列の対角化について学び、固有値・固有ベクトルを用いた計算方法を習得する。今野 智之
14確認テスト②後半の内容を確認する小テストとその解説を実施する今野 智之
15まとめ全体の確認と復習を行う今野 智之
No. 1
項目
ベクトル
内容
授業の全体像を解説し、ベクトルについて学習する
担当者
今野 智之
No. 2
項目
行列
内容
行列の定義を理解し、行列の演算を習得する。
担当者
今野 智之
No. 3
項目
行列式の定義
内容
行列式の定義と計算方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 4
項目
行列式の計算
内容
4 次以上の行列式や文字の入った行列式の計算方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 5
項目
クラメールの公式
内容
クラメールの公式を用いて連立方程式を解く方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 6
項目
掃き出し法
内容
掃き出し法を用いて連立方程式を解く方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 7
項目
逆行列
内容
逆行列を求める方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 8
項目
確認テスト①
内容
前半の内容を確認する小テストとその解説を実施する。
担当者
今野 智之
No. 9
項目
線形空間
内容
線形空間について学び、線形独立・線形従属、さらには基底と次元について理解する。
担当者
今野 智之
No. 10
項目
線形写像
内容
線形空間の写像と表現行列を学ぶ。
担当者
今野 智之
No. 11
項目
内積空間
内容
ベクトルの内積を定義し、内積空間や直交行列、直交変換について理解する。
担当者
今野 智之
No. 12
項目
固有値と固有ベクトル
内容
行列の固有値問題を学び、固有値・固有ベクトルの計算方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 13
項目
行列の対角化
内容
行列の対角化について学び、固有値・固有ベクトルを用いた計算方法を習得する。
担当者
今野 智之
No. 14
項目
確認テスト②
内容
後半の内容を確認する小テストとその解説を実施する
担当者
今野 智之
No. 15
項目
まとめ
内容
全体の確認と復習を行う
担当者
今野 智之

到達目標

線形代数の基本的な考えを理解し、演習問題を解けるようになること。

評価基準

出席と2 回の確認テスト、試験の成績により評価する。小テスト提出を以って出席確認とし、その到達度は成績評価の対象としない。確認テストおよび試験の成績は成績評価の対象とする。

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:1 回あたり4 時間】
予習以上に復習を重視する。予習としては教科書の関連項目に目を通しておくことを推奨する。復習は講義中に扱った問題や小テストの解けなかった問題を自力で解き直すことを求める。教科書の説明や授業中の解説で理解できなかった点を整理し、次回の授業前後に質問することを強く推奨する。

実務経験のある教員情報

(なし)

関連科目

なし

その他

毎回の小テストおよび確認テストの答案は添削し、次回に返却する

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書改訂新版 すぐわかる線形代数石村園子・畑宏明東京図書
参考書(なし)
教科書
署名
改訂新版 すぐわかる線形代数
著者・編者
石村園子・畑宏明
発行所
東京図書
参考書
署名
(なし)
著者・編者
発行所