英文名 | Experiments in Organic Chemistry (Laboratory) | |
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科目概要 | 化学科 2年 3群科目 必修 2単位 後期 60 コマ 実習 | |
科目責任者 | 長谷川 真士 | |
担当者 | 長谷川 真士、 土屋 敬広、 上田 将史、 森屋 亮平、 田内 大喜、 内山 洋介、 兒玉 公一郎 | |
備考 | 科目ナンバリング:SC303-CO23 |
科目 | 教科に関する専門的事項(中・高 理科) |
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施行規則に定める科目区分 |
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実験の基本操作、器具や薬品の正しい取り扱い方を習得するとともに、実験を通して化合物の性質や反応に対する理解を深める。
実験を通して有機化合物の主要な反応を体験し、化学反応の実施法および生成物の単離精製法を学ぶ。
2~9回の内容を8週にわたり全て行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | ガイダンス | 実験にあたっての一般的注意、薬品や器具、機器の取り扱い方および基本操作の解説。 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
2 | 酸化反応 | シクロヘキサノンとその誘導体の合成 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
3 | Grignard 反応 | 第三級アルコールの合成と反応 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
4 | 芳香族求電子置換反応および官能基変換 | パラニトロアニリンの合成と反応 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
5 | Friedel-Crafts 反応 | フェロセンのアセチル化とカラムクロマトグラフィー | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
6 | Wittig 反応 | スチルベンとその誘導体の合成 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
7 | アルドール縮合 | フラボン誘導体の合成 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
8 | Diels-Alder 反応 | トリプチセン誘導体の合成 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
9 | 機器分析による構造解析 | NMR、IR スペクトルの測定と解析による構造決定 | 土屋 敬広 長谷川 真士 上田 将史 田内 大喜 内山 洋介 兒玉 公一郎 |
実際に体を動かして実験を行うことにより、これまで講義、演習や学習で得た知識を実験事実として体得する。
実験態度、レポートで総合的に評価する。出席状況に応じて減点する場合がある。
【授業時間外に必要な学習時間:―】
事前に配布されたテキストをよく読み、下調べを十分にした後に実験計画を立てて実際の実験に臨む。実験の記録(実験ノート)を元に、レポートを作成する。
該当教員なし
なし
項目毎に異なった有機反応を行うが、重複している実験操作も多いので、前回の実験を思い出しながら臨むとよい。実験結果に対する考察や課題については、実習中もしくは実習後に質疑応答もまじえて随時解説するので、レポート作成に役立てること。不明点・疑問点についてはそのままにせず、教員やTA が回答するので、遠慮なく質問するとよい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 実験書を配布する。 | ||
参考書 | ジョーンズ有機化学第5版、上・下 | Maitrand Jones, Jr., S.A. Fleming | 東京化学同人 |
参考書 | 有機化合物のスペクトルによる同定法第8 版 | Robert M. Silverstein 等 | 東京化学同人 |