Web Syllabus(講義概要)
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生物化学Ⅱ
英文名Biochemistry Ⅱ
科目概要物理学科 3年 3群科目 B選択 2単位 前期 15 コマ 講義 週1コマ
化学科 3年 3群科目 必修 2単位 前期 15 コマ 講義 週1コマ
科目責任者兒玉 公一郎
担当者兒玉 公一郎
備考科目ナンバリング:SP301-Ch32
科目ナンバリング:SC301-CB31

教員免許取得のための必修科目

科目教科に関する専門的事項(中・高 理科)
施行規則に定める科目区分
  • 生物学

授業の目的

生物は, 体内で代謝による分解(異化)と合成(同化)に係る化学反応が相互にネットワークを組み連続的に進むことによって生命活動を維持していることを理解する。

DPとの関連

SP2SC1SC2SC3

教育内容

主に代謝反応について講義する。生命活動がどのような反応機構で進行しているのかについて解説する。

教育方法

パワーポイントを利用して講義を進行する。各画面のプリントを配布するので、余白に必要事項を記入して講義ノートを作成する。

授業内容

項目内容
1イントロダクション生命活動とエネルギー
2代謝 序論(1)代謝とは
3代謝 序論(2)代謝の有機反応、リン酸化合物の熱力学、酸化還元反応
4解糖(1)解糖経路
5解糖(2)解糖の調節機構
6解糖(3)ピルビン酸と発酵、その他のヘキソースの代謝
7糖新生反応と調節機構
8ペントースリン酸経路反応と調節機構
9グリコーゲン代謝(1)グリコーゲンの合成と分解
10グリコーゲン代謝(2)グリコーゲン代謝の調節
11クエン酸回路(1)クエン酸回路の各反応
12クエン酸回路(2)クエン酸回路の調節機構、グリオキシル酸回路
13電子伝達系とATP 合成ミトコンドリアと電子伝達、酸化的リン酸化
14酸素 細胞機能 酸化ストレス電子伝達の脱共役、活性酸素種、抗酸化反応
15まとめ全体の確認と復習
No. 1
項目
イントロダクション
内容
生命活動とエネルギー
No. 2
項目
代謝 序論(1)
内容
代謝とは
No. 3
項目
代謝 序論(2)
内容
代謝の有機反応、リン酸化合物の熱力学、酸化還元反応
No. 4
項目
解糖(1)
内容
解糖経路
No. 5
項目
解糖(2)
内容
解糖の調節機構
No. 6
項目
解糖(3)
内容
ピルビン酸と発酵、その他のヘキソースの代謝
No. 7
項目
糖新生
内容
反応と調節機構
No. 8
項目
ペントースリン酸経路
内容
反応と調節機構
No. 9
項目
グリコーゲン代謝(1)
内容
グリコーゲンの合成と分解
No. 10
項目
グリコーゲン代謝(2)
内容
グリコーゲン代謝の調節
No. 11
項目
クエン酸回路(1)
内容
クエン酸回路の各反応
No. 12
項目
クエン酸回路(2)
内容
クエン酸回路の調節機構、グリオキシル酸回路
No. 13
項目
電子伝達系とATP 合成
内容
ミトコンドリアと電子伝達、酸化的リン酸化
No. 14
項目
酸素 細胞機能 酸化ストレス
内容
電子伝達の脱共役、活性酸素種、抗酸化反応
No. 15
項目
まとめ
内容
全体の確認と復習

到達目標

生体内で起こっている異化(分解反応)と同化(合成反応)の組み合わせによって構成される代謝の意義について理解を深める。生命活動が細胞内で連続的に進行する化学反応によって維持されていることを把握し、説明できる。低分子有機化合物が、どのように生命現象に関与しているかについて理解を深める。

評価基準

期末試験の結果によって評価する。(100%)

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習時間:1 回あたり4 時間(合計60 時間)】
講義終了時、当日の復習および次回の予習を、配布資料や教科書を利用してそれぞれ2 時間程度の学習で出来るように講義内容を箇条で要約したプリントを配布する。

実務経験のある教員情報

該当教員なし

関連科目

生物化学、有機化学、物理化学、天然物化学

その他

・その日の重要項目に関連する例題のプリントを配布する。
模範解答も添付するので、各自内容を確認・添削し理解度を自己診断すること。
・講義に関する詳細は,必要に応じてgoogleclassroom上で告知する。

教材

種別書名著者・編者発行所
教科書ホートン 生化学 第5版Horton 他 鈴木紘一 他監訳東京化学同人
参考書(なし)
教科書
署名
ホートン 生化学 第5版
著者・編者
Horton 他 鈴木紘一 他監訳
発行所
東京化学同人
参考書
署名
著者・編者
発行所