英文名 | Exercises in Computer Programming Ⅰ | |
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科目概要 | 物理学科 2年 3群科目 必修 2単位 前期 15 コマ 演習 | |
科目責任者 | 今野 智之 | |
担当者 | 今野 智之、 松井 崇 | |
備考 | 科目ナンバリング:SP302-Is21 |
本講義では主にC言語によるプログラムの考え方の基礎を演習を通して学習する。
基本的な問題を解決するための基礎的なプログラム作成ができるようになることを目標とする。
Cプログラミングに必要な文法の基本的事項を1 つずつ説明する。例題や練習問題を用いて、プログラム作成方法を解説する。さらに複雑な応用問題を課し、プログラミングの技術と問題解決の考え方の定着を図る。
情報科学演習室を使用する。原則として1人1台の端末を使用できるが、自宅学習ができるように自分のWindows PC・Mac等を持ち込んで作業することを推奨する。
教科書の内容について練習問題を解きながら解説し、各時限の終わりに教科書とは別に用意した演習問題を解き、その解説を通じて理解度の確認を行う。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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第1回~3回 | UNIX操作の基礎・C言語の基本 | 情報演習室のMacを使用してUNIX端末としての使い方を習得する。また、各自のWindows PC・Macを使ったプログラミング環境の構築を解説し、自宅学習ができるようにする。プログラミングに先立ちテキストエディタの使い方を習得し、C言語プログラムの作成・実行方法を習得する。 | 今野 智之 |
第4回~6回 | 繰り返し処理・配列・関数 | 関係演算子と条件文を理解し、if文、switch分を使った条件分岐を学ぶ。またfor文、while文を使った繰り返し処理を習得する。さらに配列の仕組みを理解し、その使い方に加えて文字配列の使い方を学習する。さらに関数の概念を導入し、その仕組みを理解する。 | 今野 智之 |
第7回~9回 | ポインタ・配列やポインタの応用 | ポインタの概念を理解し関数への引数としての使い方を習得する。配列とポインタの関係を整理し、アドレス演算子や関数ポインタを理解する。 | 今野 智之 |
第10回~12回 | いろいろな型・ファイルの入出力 | 構造体や共有体、列挙型を導入する。またファイルの入出力操作を習得する。 | 今野 智之 |
第13回~15回 | 統計解析の基礎 | 総復習として統計データ解析の初歩を学ぶ。 | 今野 智之 |
C 言語の基礎を身につけて、簡単なプログラム作成ができる。2 年後期以降の演習・実習に必要なプログラミング技術を習得する。
講義内演習および宿題により評価する(100%)。なお、欠席、課題や宿題の未提出は減点とする。
【授業時間外に必要な学習時間:合計60 時間】
初回と最終回はオリジナルの資料を事前配布するので良く読み、他回は教科書の各章を読み込んで可能なら例題を解答して授業に臨むこと。
該当教員なし
情報科学、プログラミング演習ⅡA、プログラミング演習ⅡB
講義内演習問題の解説を行うことで、フィードバックする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | やさしいC 第5版 | 高橋 麻奈 | SBクリエイティブ |
参考書 | (なし) |