英文名 | Science Reading in English Ⅱ | |
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科目概要 | 物理学科 3年 2群科目 必修 1単位 後期 15 コマ 演習 週1コマ | |
科目責任者 | 大石 正道 | |
担当者 | 大石 正道※ | |
備考 | 科目ナンバリング:SP201-La32 |
最先端の科学に関する情報は全て英語で書かれており、また自分が成し遂げた研究や仕事の内容を世界に向けて発表するときも、英語を用いなければ発表したことにはならない。本講義では、科学に関する基礎的な英単語を学び、さまざまな品詞の用い方、主語や動詞など構文のとらえ方、時制による意味の違いなどを理解し、英文を和訳したうえで内容の正確な理解を行い、また、簡単な英文を正確に書けるようにする。
ノーベル物理学賞の第1回(1901 年)から2000 年までの受賞対象について概説した、"The Nobel Prize in Physics 1901 - 2000" by Erik B. Karlsson, ed. Nobelprize org. を講読し、物理学上頻繁に取り扱われる重要な用語とその用い方を習得する。
原子論的自然観を簡単に説明する文章を、声を出して読み、構文を正確に把握したうえで、内容を正確に和訳する。重要な専門用語に関しては、物理学の観点から説明する。毎回、復習の範囲から、単語、和訳、英訳の小テストを行い、自分の英語力の到達度を確認できるようにする。
回 | 項目 | 内容 | 担当者 |
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1 | 概要説明・購読 | What is physics? From classical to quantum physics(第1段落 ~ 第5段落) | 大石 正道 |
2 | 講読 | From classical to quantum physics(第6段落 ~ 第13段落) | 大石 正道 |
3 | 講読 | From classical to quantum physics(第14段落 ~ 第19段落) | 大石 正道 |
4 | 講読 | From classical to quantum physics(第20段落 ~ 第26段落) | 大石 正道 |
5 | 講読 | Microcosmos and macrocosmos(第1段落 ~ 第8段落) | 大石 正道 |
6 | 講読 | Microcosmos and macrocosmos(第9段落 ~ 第15段落) | 大石 正道 |
7 | 講読 | Microcosmos and macrocosmos(第16段落 ~ 第22段落) | 大石 正道 |
8 | 講読 | From simple to complex systems(第1段落 ~ 第10段落) | 大石 正道 |
9 | 講読 | From simple to complex systems(第11段落 ~ 第18段落) | 大石 正道 |
10 | 講読 | From simple to complex systems(第19段落 ~ 第27段落) | 大石 正道 |
11 | 講読 | From simple to complex systems(第28段落 ~ 第33段落) | 大石 正道 |
12 | 講読 | From simple to complex systems(第34段落 ~ 第38段落) | 大石 正道 |
13 | 講読 | Physics and technology(第1段落 ~ 第11段落) | 大石 正道 |
14 | 講読 | Physics and technology(第12段落 ~ 第14段落) | 大石 正道 |
15 | まとめ | 重要ポイントの復習 | 大石 正道 |
特に複雑な構文の英文でなければ、正確に和訳することができる。
科学の基礎知識を英語で理解できるようになる。
論文や教科書に頻繁に現れる表現を、自分でも書けるようになる。
毎回10分程度の小テストを行い、定期試験との総合評価とする。欠席は減点対象とする。小テスト50%、定期試験50%
【授業時間外に必要な学習時間:予習と復習を合わせて2時間行うこと。】
前回の復習の小テストを行うので、その準備のために復習が1時間ぐらい必要となる。Google classroom に、講義で使用した PowerPoint のスライドを掲載するので、それを用いて復習しておくこと。また、次回の講義部分も同じスライドの最後に掲載しておくので、それを使って専門用語などを1時間ぐらい予習しておくこと。
米国サウスカロライナ大学にて研究及び教育に2 年間従事した経験を活かし、英語の発音と英文の内容理解に力を入れた講義内容にする。
科学英語I
復習テストについては、解答を記載したプリントを手渡し、それをもとに簡単な解説を行う。
欠席の場合は、原則として補講を行う。これが不可能な場合はレポートを課す。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | The Nobel Prize in Physics 1901 - 2000(プリント配布) | Erik B. Karlsson | Nobelprize Organization |
参考書 | 新しい英文読解法 | 天満美智子 | 岩波ジュニア新書 |
参考書 | 日本人の英語 | マーク・ピーターセン | 岩波新書 |